去る6月3日に7号館702アライアンス企業発足記念フォーラムを行いました。
本学の学生諸君の採用に興味をもってくださる企業とネットワークをつくり、アライアンス企業群という名称で組織させていただき、この企業の方々と、理事長、学長、キャリア教育センターの教職員をはじめとして教職員が打って一丸となり、アライアンス企業と交流し、総合理解を深め、学生が大学に入学した時から職業というものに興味をもち、働くということの意味を理解できるような環境を整備しようという試みです。
これまで、山本恭裕キャリア教育センター長、鮎川二郎前キャリア教育センター長をはじめとして関係者が努力をした結果、当日は117企業がアライアンス企業として参加をしてくれました。また多くの先生方が授業振替をしてくださり、当日は600人定員の702教室に入りきらないくらいに人が集まったため、近くの701教室も開放しました。それでも入りきらならなかったので、急遽702教室の通路や演壇の前の絨毯など座れるところには全部座ろうということで、立錐の余地もない状態になりましたが、本学始まって以来という活況を呈しました。学生諸君もやはりこれだけ多くの企業の皆様と一堂に会しての意見交換に大いに興味をもってくれたということだと思います。当日、参加をしてくれた学生諸君は1,078人に達しました。

フォーラムの第1部の目玉は学生による自己アピールコンテストで、10人ほどの有志の学生諸君が2分以内で自分の信ずるところ、あるいは考え方をアピールし、これをアライアンス企業の幹事企業の皆様が審査員として評価をするというものです。それぞれなかなかよくできたスピーチでしたが、その結果、政策情報学部政策情報学科4年の銭亮華さんと商経学部商学科3年の彦田和紀君が優秀賞を受賞し、最優秀賞には商経学部経営学科4年の小池慎介君が選ばれました。それを受けて私が記念講演で、仕事をするということは人生にとっても、家庭を営む上でも、そして社会にとってもどれだけ大切かという話をし、アライアンス企業の方々の協力に感謝いたしました。



後半はイオン(株)の採用部長、(株)コジマの人事部の方、(株)千葉興業銀行の人事総務部の方、野村證券(株)の投資情報部課長、山一興産(株)の総務部長、(株)ユニタックス 代表取締役といった方々とパネルディスカッションをしましたが、人事採用や教育訓練の専門家の方々の話は大変的を射て、学生諸君にとっても、また私どもにとってもよい勉強になりました。共通している点は、企業は必ずしも即戦力を求めておらず、即戦力になりうる素材を求めているので、元気いっぱいに学生生活を享受して学生らしい努力をし、体力を鍛え、気力を鍛え、勉強をし、あらゆることに興味をもつ人材を求めているということです。就職をするからには就職先の企業についてできる限り勉強をすることは当然のことです。ある企業の方は、学生がその業種で使われている資格などを取得してくれていれば、どれだけその学生がその業種に興味をもっているのかわかるので大いに歓迎したいというようなお話しをされていました。

最後にこのアライアンスを本格的に機能させるために私の方から提案をさせていただきましたが、ひとつはキャリアセンターの中にアライアンス企業のメールボックスを設けて、そこにアライアンス企業から自社の最近のプログラムや会社紹介を入れておいていただく、また逆に企業に興味をもつ学生が自分の手紙や申込書を入れられるようにするという提案をいたしました。
今回は117の企業が参加してくださいましたが、半年か1年後くらいには500くらいの企業にアライアンスのネットワークを広げたいと思います。
またホームページの抜本的なリニューアルをしていますが、そのホームページに就職関連の部門を設けて、そこにアライアンス企業が全てプレゼンをする場所をつくりたいと考えています。そのアライアンス企業のプレゼンに対して、学生がホームページ上やダイレクトにパソコンなどから連絡や申込ができるようにするという提案もさせていただきました。
今回は授業の時間帯にも関わらず、千人を超える学生が参加してくれたことは大変画期的なことでしたが、やがて私どもはユニバーシティ・アワーを設けることになっていますので、もっと多くの学生にこのような情報を共有してもらえる可能性がでてきます。そのような場合には2千人ほど収容できる体育館で行うということにもなるかもしれません。

いずれにしても、大変熱気のこもったキックオフでした。アライアンス企業の皆様には改めて心から感謝を申し上げたいと思います。