2008年7月アーカイブ

2008年07月30日

第2回CUCマッチデー

 去る7月18日(金)、千葉マリンスタジアムで第2回CUCマッチデーが開催されました。昨年は8月の末にマッチデーを行いましたが、今年は千葉ロッテマリーンズ側の日程上の都合もあり、7月18日がマッチデーとして選ばれました。

マッチデー01

 当日は16時から、マリンスタジアム内のカンファレンスルームに約200人の方々をお招きして、来賓の方々のご挨拶と私の講演を行いました。そして18時からは、もうひとつのメインイベントである始球式が行われました。

 当日の天気予報では、雷をともなう雨が降る確率が6~7割という状況で天気が大変心配されましたが、蓋を開けてみますと東京や神奈川では集中豪雨があったにも拘わらず、千葉マリンスタジアムの周辺はついに一滴も雨が降らずに、試合が始まった頃には月も見えるという本当に素晴らしい幸運に恵まれ、千葉商科大学の関係者1,500人ほどが、約1万7,000人の観衆に混じって大変楽しいひとときを過ごすことができました。

 16時からの講演では、政策情報学部の宮崎緑教授の開会のアナウンスメント、学長挨拶、原田理事長の挨拶に続いて、来賓である千葉県副知事の白戸章雄様のお祝辞、また株式会社オリエンタルランド代表取締役会長兼CEOの加賀見俊夫様のご挨拶、またバレンタイン監督も試合直前の忙しい中で挨拶に駆けつけてくださり、素敵なスピーチをしてくださいました。

 その後に講演会が行われましたが、私は千葉商科大学が今年創立80周年を迎えたこと、現在まで商経学部、政策情報学部の2学部体制で頑張ってきましたが、文部科学省に新しい学部である「サービス創造学部」の設置を届出中であり、来年4月から新入生を受け入れる予定であること、そしてこの新しい学部は産業界と非常に深く連携をとりながら全く新しい概念で運営される日本で最も斬新な仕組みとなることを強調した講演をさせていただきました。また、今回の講演会に参加してくださった方々の4分の1が高校の校長先生をはじめとする高校教員であり、また半分以上が千葉商科大学にご協力をいただいている企業の関係者でしたので、特にその方々に新しい学部のあり方をアピールさせていただきました。

マッチデー02

マッチデー03

 私の講演の後には、有名な野球評論家の佐々木信也様が大変ユーモアに満ちた挨拶をくださいました。

 そして、18時からの始球式に臨みました。この日は千葉商科大学の吹奏楽部が素晴らしい演奏をして雰囲気を盛り上げてくれる中、球場のバックスクリーンに宮崎緑ゼミの学生がつくった本学の広報映像が映し出され、また試合中には鎌田先生が制作された新しいサービス創造学部のアピールの素敵な映像が映し出されました。

マッチデー04

マッチデー05

マッチデー06

 私はオープンカーに乗って1塁側のダッグアウト前に到着し、千葉ロッテマリーンズのマスコットのふたりに手を引かれてマウンドに上がりました。

マッチデー07

 そして、バレンタイン監督がバッターボックスに立ち、早川選手が捕手のポジションを決めて、「プレイボール」の声がかかった中で、投球動作に入りました。

 昨年はハンカチ王子をもじって青いハンカチで汗を拭いて大いに観衆を湧かせましたが、今年はそのネタが使えないので、ロージンバックを取り上げて、たくさん白い粉を振りかけてふっと吹き飛ばし、その上でワインドアップをして球を投げました。

マッチデー08

 実はこの日のために、本学の学長事務室の橋本芳武さんにキャッチャーをしてもらい数回練習をしましたが、どうやら私の投げ方は砲丸投げのようで、肘から先に負担がかかってしまうようです。それに加え当日はなぜか肘が痛んで、直前の練習があまりできずに一球入魂の思いで投げましたが、やはりバウンドしてしまいました。

 後で皆様の評判を伺うと、球を投げるところまでは誠に堂に入って貫禄十分だったそうですが、「その後は…」というコメントで、私は「球そのものがどのように飛ぶか球に聞いてくれと」言っておりましたが、多くの方々はこの球場でマッチデーの雰囲気を大いに楽しまれたようですので、それなりの効果があったのではないかと思います。

 後ほどわかったことですが、試合観戦者に配布したチラシでラッキーナンバー抽選というものを行ったのですが、何と千葉商科大学賞の当選者全ての方が千葉商科大学グッズを交換して帰ってくださったそうです。マッチデーも2度目となり、人々の千葉商科大学への認識も一段と高まったのではないかと思いました。

 このイベントを企画し、運営するのに大変多くの方々にご協力をいただきました。バレンタイン監督は試合前の忙しい中で駆けつけてくださり、また球団の瀬戸山社長、荒木事業本部長、営業担当の十原さんをはじめ、皆様が大変熱心にサポートしてくださり、このイベントを盛り上げてくださいました。

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 ご来賓の皆様はもとより、高等学校の先生方、千葉商科大学を応援してくださる多くの実業界の皆様のあたたかいご支援にこの場をお借りして改めて御礼を申し上げたいと思います。

2008年07月28日

今年の初水泳

 連日真夏の暑い日ざしが照りつける季節になりました。先日、今年初めて千葉商科大学の市川キャンパスのプールで泳ぎました。

水泳01

 このプールは50メートルの競泳用プールで、大変よい設備です。その昔、鈴木大地選手がここで練習をし、金メダルを獲ったということは、私たちの誇るべき逸話になっています。

 今年は去年より、プールが大変綺麗になりました。本学のプールは大きな野外プールですので、風が吹くと埃がプールの底に溜まります。なかなか掃除しづらいのですが、今年は掃除ロボットを導入し、全て綺麗にしましたので大変快適なプールになりました。

 またコースロープも最新のものに取り替えたので、色も綺麗です。以前は劣化していて、手の触れどころが悪いとすり傷などをつくったりしていましたが、今年はそのようなこともなく、日本でも第一級のプールとなりました。

水泳02

 大変暑い日でしたので、気持ちよく泳ぎました。写真をご覧になればわかりますが、年寄りの冷や水かもしれませんが、大いに本人は楽しみました。

水泳03

 どうぞ皆様、このプールを活用してください。

 昨日に引き続き、秋田の国際教養大学についてお話したいと思います。

 まだ学校が始まったばかりの頃、1,2年生しかいない時にラクトリンさんが東京の企業を訪ねて就職の可能性の開拓をしたのですが、企業の人たちは秋田の田舎にまで行けるかと、殆ど興味を示さなかったそうです。しかし3年生、4年生が出てくるようになるとその噂がひろまって今では一流企業の就職担当者がAIUのキャンパスに集まって、統一の説明会を聞き、学生の面接をして採用をするということになっているようです。

 白紙からこの理想的な大学をつくったという理想的なモデルではあります。この学生たちの授業料は55万円、しかし実際に教育にかかる費用は平均200万円とのことです。その差額は県が負担するということなのです。

 実は優れた学生を入学させるということでやってきたものですから、全国から学生が応募してきましたが、秋田の学生がそのうちの数パーセントしかいない時代があって、大変県議会で問題になったことがあるそうです。今は大体2割くらいの学生が秋田の出身、しかし8割は全国から集まってくる学生ということで、実は秋田県民の負担において大変大きな日本社会への貢献、あるいは国際社会への貢献をしていることになります。

 いずれにしても、この大学の考え方(ソフトウェア)、仕組み(ハードウェア)は誠に見事で、理事長をはじめ、私どもは大変よい勉強をさせていただきました。

国際教養大学07

国際教養大学08

 もうひとつ付け加えなければいけないのは、この国際戦略担当はラクトリン教授だけではなく、白鳥令教授という日本の世界的に知られている政治学者にもお願いをして、実は白鳥教授とラクトリン教授のふたりで世界をめぐって、77の大学のネットワークをされたそうです。

 ラクトリン教授はシカゴ大学出身で、シティコープに勤めて、慶應義塾大学で博士号を取った方ですが、白鳥教授はエセックス大学の政治学部の主任教授をなさっていてヨーロッパでは知らない方のいない有名な学者です。

 そのようなコンビでヨーロッパとアメリカの大学をネットワークされ、アジアの大学は中嶋先生がネットワークをするということで、本当に素晴らしい仕組みを構築されたようですが、私どもCUCからみると基本条件が随分と違うのでそのまま比較することはできませんが、明確な目標を掲げてよい教育をしようという強い信念をもって進むということが必ずや結果を導く可能性があるということを現実として学ばせていただいた貴重な訪問となりました。

 先日訪問した秋田の国際教養大学について、昨日に引き続きお話したいと思います。

 この大学には600人の学生がおりますが、全員寄宿舎で暮らしています。寄宿舎は秋田杉をふんだんに使ったとても暮らしやすい雰囲気です。学生たちはその寄宿舎で自炊をしながらキャンパスの中で生活を全て完結するということになっています。

国際教養大学03

 またキャンパスも地元の特産である秋田杉を様々なかたちで使って大変快適な素敵なデザインのキャンパスです。

国際教養大学04

国際教養大学05

 この学生たちが4年で卒業するわけですが、そのうち1年は必ず提携校の大学で勉強して、そこで単位を取らなくてはいけないということになっています。そのために大学側は提携校とお互いに完全に開放し、且つ単位の互換ができる仕組みをつくりました。

 国際教養大学は、英語ではAkita International University (AIU)と言います。従って外国からみると秋田というところにみんなで集まるという考えになりますが、秋田の人からみると秋田の言葉がないので秋田から世界に国際教養大学として展開するということになります。実に見事な英語と日本語の使い分けだと思います。

 77の大学と完全に相互開放・互換性のあるカリキュラムをつくりますので、AIUを中心に見事なグローバルモデルが構築されるということに結果としてなります。そして世界中の大学の優れた先生方の講義が、秋田の一点に集中してくるという大変大きなメリットが実現されました。

 逆にAIUの学生も世界に展開していきます。これは英語が基本ではありますが、例えばモンゴルなどに行っている学生はモンゴル語でやらざるを得ないということで、実は世界中の何十という言語を現地で学びながら学生たちが頑張るということなのです。

 そのような勉強の仕方を過ごしてきた結果、学生たちが見事に磨かれました。海外に行く前にはTOEICで600点以上とらなくてはいけないというのが義務で、そのために必死になって勉強して、その上で海外に出て活躍し、そして現地の言葉も学んで帰ってくる。150人の学生が77の大学に展開するわけですが、そうすると150室の部屋が空くので、そこに77の大学から世界中の多くの学生が集まってくる。現在100人くらいの学生がAIUで暮らし、且つ勉強するということになっています。

国際教養大学06

 その結果として、素晴らしい学生が教育され、偏差値などで見ると東北大学を抜き、東大、一橋に迫るというレベルになり、そのことがだんだんとひろがっていき日本中の企業がここの学生を採用したいということになったようです。

 また次回、続きをお話したいと思います。

 秋田県の秋田空港の近くに国際教養大学という大学が4年前につくられて、今年卒業生を輩出しました。大変に人気のある大学で、就職をした人たちは日本のトップ企業に就職をしました。1~4年生を全部あわせて600人という小さな県立大学ですが、創設して間もなくこのような成果を上げました。

 一体どのようにして、そのような成果を上げることができたのでしょうか。私たちにとっても大変興味があり、先月国際教養大学に勉強に出掛けました。理事長、学長、武見浩充会計ファイナンス研究科長、吉田優治教授、事務局から露崎洋部長で見学に行きました。

国際教養大学01

 この学校は中嶋嶺雄先生という、かつては東京外国語大学の総長であった方が学長でおられます。中嶋先生は中国研究では日本の第一人者と知られており、国際的にも大変有名な学者で、またアーティストでもあります。実はヴァイオリンのスズキ・メソードの第一回生でヴァイオリンはプロ級、またスキーも昔の山スキーの猛者であったということで本当に素敵な人物です。

国際教養大学02

 この方が自分の理想を、秋田県の寺田知事の絶大な理解と指示のもとで存分に活かしてつくられた大学が国際教養大学です。

 実はこの大学には前史がありました。それは20年くらい前に当時日本にはアメリカをはじめ諸外国の大学が分校をつくろうという動きが盛んだった時期があり、ミネソタ州立大学が秋田県に分校をつくりいろいろと努力をしましたが、結局は成功せず、秋田のこの地域の村や町に大きな負の遺産を残しました。

 知事に就任された寺田知事がそのことを大変心配されて、やはり国際化の時代であるのでよい大学をつくりたいということで委員会をつくり、いろいろと検討した中で、その委員のひとりであった中嶋先生に学長をお願いして、全く新しいコンセプトの大学をつくることになったのです。

 基本コンセプトは、秋田という日本の一地方の町ですが、そこがグローカル(地域から世界に繋がるという意味ですが)を完全に実現しようということです。従って、まず学内で使われる正式な言葉は英語、日本語は補助的にしか使いません。現在、その他にもいろいろな国々の言葉が授業や研究で使われていますが、公用語は英語ということです。そして、しっかりと英語の能力を身につけた学生が、海外の大学と提携をして、海外で学んでくる。海外からも学生を招き入れて、秋田のキャンパスで交流をする。このようなコンセプトでした。

 ところが、最初はかつてのミネソタ州立大学の経緯が残っていたので、そちらと提携をするという話だったようですが、国際戦略の担当者として調整したマイケル・ラクトリン先生が大変素晴らしい判断力と能力をもっており、このやり方はうまく機能しないと考え、中嶋先生を説得して、アメリカやヨーロッパでは世界的に一流の大学と提携するべきだと唱え、中嶋先生の理解を得て本格的に提携を進めました。

 中嶋先生は中国をはじめ、アジア諸国では大変有名な先生なので、アジア地域では一流の大学とまた連携を進めるということで、結局現在は世界の77の大学と交換計画をしっかりとしました。

 次回はこの大学が世界とどのような交流を展開しているのかをお話したいと思います。

2008年07月15日

CUCマッチデーのご案内

 来る7月18日(金)の夕方、千葉ロッテマリーンズの公式戦が行われる千葉マリンスタジアムにおいて2回目のマッチデーを行います。

 昨年は初めてマッチデーを企画し、千葉マリンスタジアムに千葉商科大学の関係者や学生など数千人が集まり、大変に有意義なイベントとなりましたが、今年もまたそのような企画をさせていただくことになりました。

 当日は千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの公式戦です。そして学長である私は、昨年と同様に今回も始球式をさせていただきます。

 小学生の時にはわりと野球が上手だったのですが、それから50年以上も球に触れてこなかったので、球の指離れがなかなか上手くいかず、砲丸投げのような球投げで苦労しています。そこで本学の学生や職員の方とキャッチボールの練習を何度かしました。当日はそれよりも参加した皆様に楽しんでいただければと思います。

 また、本学学生諸君や先生方が当日のために、特に千葉商科大学が現在構想中で来年4月から開設する予定の新しい学部(サービス創造学部)の宣伝を中心とした映像をつくってくれており、その映像を私が始球式をする時間にマリンスタジアムのバックスクリーンに映し出す予定です。

 始球式に先立って、千葉商科大学に関心をもってくださっている高等学校の校長先生や進路指導の先生や多くの関係者の皆様にお集まりをいただいて、私が特別講演をさせていただきます。千葉商科大学の現在めざしている姿を学長としてお話し申し上げ、皆様のご理解を得たいと思っています。

 当日は千葉商科大学が誇るブラスバンドの諸君も演奏をしてくれますし、きっと楽しい夕べになることと思います。

 ブログの場をかりて読者の皆様にぜひお伝えしておきたいことがあります。今回も千葉マリンスタジアムで通常1,800円するシートに500円で入れるという、いわゆるワンコインチケットを用意しています。すでにオープンキャンパスなどで配布していますが、ぜひ皆様にもそちらをご活用いただければと思います。

 ワンコインチケットの詳しい情報は、下記URLからご確認ください。
http://www.cuc.ac.jp/event/2008/20080718_cucmatchday.html

 皆様とご一緒に楽しく、そして素敵な野球の夕べを過ごすことができればと思います。どうぞ奮って千葉マリンスタジアムにいらしてください。

 本日、夏の本格的なオープンキャンパスを千葉商科大学の市川キャンパスで開催いたしました。

 いよいよ夏休みということで、高校生の皆さんもどこの大学に進学するのかを本格的に選ぶ時期になりましたが、皆さん大変熱心に千葉商科大学の市川キャンパスに来てくださいました。

 10時半の学長講演から具体的にプログラムを始めましたが、実はその時間より前にキャンパスに来てくれた学生さんには、個別相談や早めのキャンパスツアーを行いました。朝からキャンパスは大変賑わいました。

7月オープンキャンパス01

 私の冒頭の全体説明(学長講演)には、600人ほどの学生さんが参加をしてくださいましたが、皆さんいよいよ本格的に大学を選択する段階に入ったということで、真剣な眼差し、そしてきらきら輝く瞳が大変印象的でした。皆さん、本当に私の話を食い入るように聞いてくれました。

 その後、商経学部、政策情報学部、そして来年4月に設置される予定のサービス創造学部の説明を聞き、各学部の模擬授業やキャンパスツアーなど様々なプログラムに参加して、一日親しくキャンパスの中で時間を過ごしていただきました。

7月オープンキャンパス02

 このように真剣で、千葉商科大学に関心をもってくれる学生さんたちが来年の4月に千葉商科大学に入学してくれることを心から期待したいと思います。

 私どもとしては総力をあげて、これらの学生さんたちが入学後のキャンパスライフを楽しみ、そしてそれぞれが自分の目標にあったしっかりした就職をして、世の中で大活躍してくださることをお祈りしたいと思います。

 夏のオープンキャンパスは、この後、8月3日、4日、31日にも行われます。本日のオープンキャンパスに来られた方も、来られなかった方も、関心のある方はぜひ参加してください。

 本学の政策情報学部の都市計画を専攻されている小栗幸夫先生が注目されています。それは先生が何年も前からソフトカーという仕組みを開発されていたことが、最近社会的に高い関心を向けられ始めたということです。

 ソフトカーといっても、別にお豆腐みたいな車が走るわけではありません。自動車が走っていると様々な事故が起きます。ひと昔前に比べると、交通事故で亡くなる人は少なくなりました。今から20年くらい前には、1年間に1万人に近い人々が交通事故で亡くなられていたのですが、現在は6,000人くらいに減少しました。しかし、交通事故で怪我をする人はその何十倍もいるわけです。

 交通には大変な危険があります。その危険を少なくするにはどのようにしたらよいのか、要するに無謀運転をしないということが危険を減らす最大のことなのです。しかし車を運転するとつい人が変わってアクセルを踏み猛スピードで走るとか、眠いのに無理をして走って事故を起こし、自分自身も亡くなったり、怪我をしたり、そして他人にも迷惑を掛けるわけです。

 自分で判断をして道路を適切なスピードで走ればよいのですが、なかなか人間は判断が時々あまくなります。この道路ではもうこれ以上のスピードはいけない、スピードを押さえろという時には赤のサインが点滅するとか、または音がでるといった装置があれば随分と助かるわけです。注意深い同乗者がいるのと同じわけです。そのような器具をつけて運転してみましょうということなのです。

 これは若い人たちにおぼえてもらう必要があるので、小栗先生は今から3年前の愛・地球博(愛知万博)でこの速度制限の仕組みをつけた小型電気自動車を走らせ大変世間の注目をあびました。

 この道ではどのくらいのスピード以上を出してはいけないのだということをすぐにわかるかたちで教えてくれる仕組みというものが、大変役に立つのだという関心が世の中で大分でてきました。実は小栗先生は新聞・テレビで引っ張りだこで、いろいろなところで小栗先生が開発した速度注意信号といった器具が点滅して、スピードを落とせと教えてくれる。そのような車で全国各地を飛び回って実証実験をして見せているのです。

 先日、千葉商科大学でもソフトカーの運行が行われました。大学の中は車が走ってはいけないということになっているのですが、世の中のためになる実験の車であればいくらでも走らせてよいではないかと、学長もこのように判断をいたしました。

 素晴らしい工夫をしてくださり、世の中に貢献している小栗先生。もっともっと頑張っていただきたいと思います。

 去る6月4日に体育会関係者が一堂に会して、体育会活動を活発化するためにどのような問題を解決しなければならないか、また何ができるかを議論する集まりをしました。

 理事長、学長、学部長、学生部長をはじめ幹部教職員、体育会のOBの皆様(何十年か前に現役として大活躍をされた方々です)、部長、監督、コーチ、そして最も大切な現役の体育会の学生諸君といった方々が140人ほど集まり、体育会の将来を語りました。

体育会01

 最初に私が体育会はとても大切な活動だと強調しました。つまりあらゆる活動のもとは体力ですし、スポーツのもつフェアプレーの精神というものは仕事の上でも人生を送る上でも最も大切なものです。体育会活動が盛んになるということは、大学の人間力を高める、大学の素晴らしさを高めるという意味でも大変重要だということを申し上げました。

 その後、この度新しくキャンパスに整備したピッチングレーン、ゴルフのアプローチショットならびにバンカーショットのできる施設を皆で訪ねて、現役の野球部員やOBがピッチングをし、学生や教職員の皆様の中でゴルフの好きな人、上手な人が多少打ち初めをしました。体育会OB会長の三浦さんは、昔はスキー部でしたが、見事なアプローチショットを示して拍手をあびました。

体育会02

体育会03

体育会04

 そして会場に戻り、今後どのような課題が考えられるかを議論しましたが、いくつかの問題が提議されました。

 ひとつは設備があるけれども十分に使いこなされていないのではないかということ、2番目に部長が不在、あるいは登録はされているけれども活動が活発ではないケースが多くて学生が気の毒だということ、3番目には教員が部長をすることになっていますが、職員が部長をしてもよいのではないかという提案もありました。

 また4番目に試合の交通費などもっと支援が必要ではないかということ、そして5番目に試合に出場する際の公欠届を受け付けてくれない先生がいるということ、これもできるだけ先生方の理解を高める努力をする必要があると思います。

体育会05

 それから6番目には、20時で施設が閉まってしまい、授業が終わってから練習する時間が限られているのでもう少し施設を利用できる時間を延ばせないかという提案もありました。これは施設管理の問題だけではなく、近所の方々との協定や合意の問題もあります。

 また本学には陸上競技場がありませんが、学内の施設を市民に開放することで、市川市のもっている隣接の陸上競技場を借りるという話も進んでいるという報告もありました。

 いずれにしてもこれらの多くの問題に対して、専門委員会、小委員会などをつくってしっかりと取り組み、問題を解決して、体育会の活動を活発化したいということで、皆様大いに期待をもちました。

体育会06

 その後は懇親会を行いましたが、このような集まりは本学では初めてのことでしたので大いにやろうと意気があがりました。

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