明けましておめでとうございます。皆様、2010年の新春を爽やかな気持ちでお迎えのことと思います。年の初めにあたって、皆様はいろいろと今年実現したいことなどをお考えのことと思いますが、千葉商科大学も今年は大きく前進をしたいと思っています。
このブログでもご報告しましたが、昨年の11月の全学教授会で千葉商科大学の組織機構の大きな改革案が承認されました。今年の4月からはその新体制で大きな課題に取り組んでいくことになります。
改革の目玉の一つは、これまで以上に強力な意思決定体制を制度化することです。以前にも申し上げましたが、教学関連の重要部門の役職者を網羅し、大きな商経学部からは学部長の他にも3学科長に参加していただく全学部長会を組織します。そして、本学の直面するあらゆる問題の殆どはこの全学部長会で徹底的に議論し、皆で情報と理解を共有し、打って一丸となって課題に取り組んでいこうという体制を打ち立てます。
今一つの目玉は、本学のみならず全国の大学が直面している教育の重大な課題に真正面から取り組もうということです。それは若い年齢層の人口が急速に縮小していく中でいわゆる大学全入時代を迎え、大学の中で学生諸君の質が大変多様化していることから発生する問題です。一方にはよく勉強し、問題意識もあり優秀で積極的な学生諸君がおりますが、他方には残念ながら問題意識も乏しく消極的で生きる力の弱い学生諸君が次第に増えてきているという現象です。
教育機関としてはいずれの学生諸君も大切な人々なので、その能力をフルに発揮していただくように育てていかなければなりませんが、質の違う学生諸君を同時に扱うことは、現実には教育の現場でかなりの混乱を生み、先生方は大変な苦労に直面しています。
しかし、この問題は少子化を迎えつつある日本のような国では避けて通れない問題で、私どもはこの問題に真正面から真剣に取り組んでいこうと覚悟を定めました。その取り組みを主導する機関として、若手の先生方からなる教育革新会議を昨年末に組織しましたが、現在この会議では、課題をどのように捉え、どのような解決策を編み出すか真剣な議論と努力を続けています。本年4月には、これを教育革新会議から教育革新センターに格上げをして、具体的な改革案を実現していこうと考えております。
また、本学は今年で82年の歴史を経ることになりますが、大学をめぐる教育環境はますます厳しくなっており、その中で未来志向の大学を目指し、若い人たちにこの大学に入ってよかったと思えるような仕組みを構築したいと考えています。そのためには、環境条件の変化を先取りした新しい大学のあり方を皆で知恵を出しあって構想し、それを実現していく必要があると考えています。
新しい学期が始まる頃から、中長期の抜本的な改革構想づくりに取り掛かりたいと考えています。進展があり次第、このブログでも、その他の手段でも、皆様にご報告をしていきたいし、また皆様から積極的なご意見を賜りたいと思っています。
本年はそのような意味で、千葉商科大学にとって大変重要な前進のための節目の年になると考えております。皆様方のご支援を得ながら、大きく飛躍をしたいと思っておりますので、どうかよろしく今後ともご指導のほどお願い申し上げます。
千葉商科大学学長 島田晴雄のブログ
島田先生
先生の年頭の抱負拝読させていただきました。現状仰る通りだと思います。
講演させて戴いた内容に関し私でできることがあれば、全面的にご協力させて頂きたく所存です。
日本科学振興財団 門馬 拝
島田です。
門馬先生、ブログへのコメントをいただきありがとうございます。
また、私の念頭の挨拶に共感をしていただき、全面的に協力してくださるとのお言葉をいただき、誠にありがたく存じます。
今年は学生諸君の質の多様化に伴う重大な課題に、若手の先生方に中心になってもらい、真正面から取り組んでいく所存です。
門馬先生のお力添えをお願い申し上げる機会がございましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。