プログラミング入門Iコース・シラバス

担当教員:箕原辰夫(木曜日4・5時限)、桑原尚子(火曜日1・2時限)


主題と目標/授業の手法など:

このコースは、Macintoshを使ってプログラミング開発に取り組もうという学生の為のものです。 プログラミング言語としては、Java言語を用い、標準的なライブラリであるAWT、Swing、Java2D (これらの3つの単語は授業で扱いますのでわからなくても構いません)を利用しながら プログラミングを学んでいきます。少しだけ、コンピュータグラフィックス的な要素も入ってきますので、 高校で習った三角関数(sin・cos・tan)ぐらいは出てきても抵抗がないようにしておいて下さい。 授業の目的は、プログラミングの基本的な概念を理解するだけでなく、 オブジェクト指向流のプログラミングの仕方、グラフィックスの処理なども扱います。 特に、Java2Dのグラフィックスと対比させるために、Adobe社のIllustrator、Photoshop、LiveMotion などのソフトウェアを補助的に取り上げてその使い方の一部を扱っていきます。 Macintoshで活動をしてきた学生が対象ですので、Mac OS Xの基本的な使い方などは多く説明しません。

課題が非常に多く出題され、しかも他の授業の課題で忙しい時期にミニプロジェクトもやりますので、 単なる授業として履修するような学生には過酷で堪え難いと思います。 授業だけではなく、この分野に興味を持ってMacintoshを使ってグラフィックスのプログラミングを 始めようという覚悟を持っている学生が受講するようにお薦めします。

教材・参考文献:

箕原辰夫.Javaではじめるプログラミング.東京,秀和システム,2001,478p.(ISBN4-7980-0074-4)
別途Web上に授業資料を用意します。

提出課題・試験・成績評価の方法など:

ほぼ毎回課題がでます。課題の提出期限は次の授業までとします。 またミニプロジェクトを行ないます。Cコースと共通で定期試験を行ないます。

履修上の注意:

だた単位を取るための授業としてではなく、それ以上にMacintoshを使ったグラフィックスやJavaに興味があり、 Macintoshで活動を展開しようと思っている学生の為の授業です。 自分でMacintoshを持っているか、Macintoshの基本操作を習熟している学生だけが受講するようにして下さい。 また、秋学期に他に履修が大変な授業と並行履修をしないで下さい。 途中で履修放棄するのであれば、最初から履修しないで下さい。回によっては、授業時間が延長されることがあります。

授業計画:

第1回 環境の導入
1−1.Mac OS Xの使い方、環境セットアップ
1−2.プログラミングについて
1−3.Project Builderを使ったJavaアプレットの開発


第2回 式と変数
2−1.式と評価
2−2.メソッドの呼出し


第3回 繰返しとグラフィックス
3−1.繰返し(while文を使った)とAWTを使った描画
3−2.Illustratorでの描画


第4回 オブジェクトの利用
4−1.オブジェクトと変数
4−2.Java2Dのオブジェクト


第5回 条件分岐
5−1.条件分岐
5−2.Illustratorでのオブジェクトとパス


第6回 フォント
6−1.時間、フォントなどのオブジェクト
6−2.Illustratorでのフォントとレイアウト


第7回 構文と画像
7−1.その他の構文(for、continue、break、case、try catch finallyなど)
7−2.数値と画像オブジェクト
7−3.画像とその形式


第8回 コンポーネント
8−1.コンポーネント(AWT、Swing)
8−2.Photoshopでの画像加工


第9回 イベントハンドリング
9−1.テキスト入力
9−2.マウス、キー入力
9−3.ミニプロジェクト開始


第10回 配列とリスト
10−1.配列
10−2.ArrayListクラス
10−3.ミニプロジェクト仕様の決定


第11回 スレッドとアニメーション
11−1.画像、音声、映像
11−2.スレッド
11−3.LiveMotionによるアニメーション


第12回 文字列とメソッド
12−1.文字列
12−2.メソッドとクラスによる機能分割
12−3.LiveMotionによるインタラクション


第13回 ファイルとアプリケーション
13−1.ファイルとテキスト入力
13−2.アダプタとアプリケーション
13−3.ミニプロジェクトの仕上げ


第14回 最終発表(補講時)
14−1.定期試験に向けて
14−2.ミニプロジェクト発表