現在,地球温暖化による気候変化が世界的な問題となっている。下のデータは,気象庁東京観測所における1900年〜2010年までの気温と降水量の経年データである。
過去110年間の気温と降水量の変化傾向はどうなっているのだろうか。1950年代の平均値を求め,この値からの偏差の経年変化を求めよ。
1950年代のデータは薄い緑でマークしてある。ここの平均値をセルH5とI5に格納する。
気温と降水量は隣同士で並んでいるので,ここは相対参照で正しい式がコピーできる。
各年の気温からセルH5に格納した1950年代の平均気温を,各年の降水量からセルI5に格納した1950年代の降水量の平均値をそれぞれ減算する。
できあがり。データ全体を眺めると,気温は昔の方にマイナスの値が多く出ており,最近になるとプラスの値が多くなっている。降水量は気温ほど明確な傾向は見えていないようだ。
棒グラフにしてみよう。偏差の推移の傾向が見やすくなる。