第3回 練習問題1

偶数・奇数の判断

自然数aを入力させて,aの偶奇を判断するプログラムを作成しなさい。

自然数を入力してください:32
32 は偶数です。
自然数を入力してください:49
49 は奇数です。

ヒント

偶数とは,2の倍数(2を約数にもつ数)である。 偶数かどうかを判断するには,自然数aが2で割り切れるかどうか (aを2で割ったときの余りが0かどうか)を調べればよい。



絶対値の出力

実数aを入力させて,その絶対値を出力するプログラムを作成しなさい。 ただし,組み込み関数abs()やmath.fabs()を利用しないものとする。

実数を入力してください:41.1
41.1 の絶対値は 41.1 です。
実数を入力してください:-41.0
-41.0 の絶対値は 41.0 です。


猛暑日・真夏日・夏日の判断とコメントの出力

気象庁によると, 最高気温が35℃以上の日を猛暑日,30℃以上の日を真夏日,25℃以上の日を夏日という。

昨日の日最高気温(℃, day high)を入力したとき,コメントを出力するプログラムを作成しなさい。 ここで,コメントは次の4通りとする。

H:\prg1\03> python dht_comments.py↵
昨日の日最高気温(℃)を入力してください:37.4
昨日は猛暑日でしたね。
H:\prg1\03> python dht_comments.py↵
昨日の日最高気温(℃)を入力してください:33.9
昨日は真夏日でしたね。
H:\prg1\03> python dht_comments.py↵
昨日の日最高気温(℃)を入力してください:28.4
昨日は夏日でしたね。
H:\prg1\03> python dht_comments.py↵
昨日の日最高気温(℃)を入力してください:22.5
昨日は過ごしやすい1日でしたか?


博物館の入館料(15歳未満と65歳以上無料)

ある博物館の入館料は大人(15歳以上)500円,子供(15歳未満)0円である。 ただし,65歳以上の大人の場合,入館料は0円である。

年齢を入力させて,入館料を出力するプログラムを作成しなさい。

H:\prg1\03> python admission.py↵
ご年齢はおいくつですか?66
入館料は,0円です。
H:\prg1\03> python admission.py↵
ご年齢はおいくつですか?33
入館料は,500円です。
H:\prg1\03> python admission.py↵
ご年齢はおいくつですか?14
入館料は,0円です。


試験の得点と出席数による合否判定

ある大学の授業では,100点満点の試験を行い,その試験の得点が60点以上の履修者を合格としている。 ただし,たとえ試験の得点が60点以上であったとしても出席回数が12回未満の場合,不合格となる。

試験の得点と出席回数をそれぞれ入力させて,合否判定を行うプログラムを作成しなさい。

H:\prg1\03> python score_atd.py↵
試験の得点:64
出席回数:14
合格です。
H:\prg1\03> python score_atd.py↵
試験の得点:77
出席回数:11
不合格です。