未成年飲酒の判断

ある飲食店で注文する飲み物と年齢をそれぞれ入力したとき,未成年でビールを注文しているならば, "未成年は飲酒できません。"と出力し,そうでなければ,"はい。どうぞ。"と出力するプログラムを作成しなさい。 ここで,未成年は20歳未満である。また,注文できる飲み物は,ジュース,お茶,ビールの3種類で, その他の飲み物は入力しないものとする。

drinking_age.py

# coding: shift_jis
drink = input("ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?")
age = int(input("ご年齢はおいくつですか?"))
if (ア):
	if (イ):
		print("未成年は飲酒できません。")
	else:
		print("はい。どうぞ。")
else:
	print("はい。どうぞ。")
# coding: shift_jis
drink = input("ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?")
age = int(input("ご年齢はおいくつですか?"))
if (ア)and(イ):
	print("未成年は飲酒できません。")
else:
	print("はい。どうぞ。")
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ジュース
ご年齢はおいくつですか?14
はい。どうぞ。
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ビール
ご年齢はおいくつですか?23
はい。どうぞ。
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ビール
ご年齢はおいくつですか?18
未成年は飲酒できません。


解説とプログラムの書き換え問題

上のプログラムでは,注文する飲み物と年齢をそれぞれ入力した後に未成年飲酒の判断を行っているが, 注文した飲み物がジュースの場合,年齢を尋ねなくてもよいだろう。 次の点に注意して,上のプログラムを書き換えなさい。

  1. 注文する飲み物を尋ねた(入力させた)後に,ビールを注文したかどうかの判断をし, ビールを注文していなければ(ジュースまたはお茶を注文していれば), "はい。どうぞ。"と出力してプログラムを終了する。
  2. ビールを注文していた場合,年齢を尋ねて(入力させて),未成年飲酒の判断をする。
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ジュース
はい。どうぞ。
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ビール
ご年齢はおいくつですか?23
はい。どうぞ。
H:\prg1\03> python drinking_age.py↵
ジュース,お茶とビールをお選びいただけます。いかがなさいますか?ビール
ご年齢はおいくつですか?18
未成年は飲酒できません。