論文リスト 一番新しいものが上に来るように並べてあります。
28. A Discussion of Communicative English Education in junior and Senior High Schools in Japan単著 2000年3月 『桜の聖母短期大学紀要』,第24巻
本研究の目的は日本の教育現場で英語のコミュニカティブな授業についての可能性の考察である。まず社会の変化をうけた大学教育の変化,中学校では教える文法が多すぎて落ちこぼれが出る現状,高校では受験教育の弊害について述べている。次に英語を話すことおよびコミュニカティブな授業について論理的考察を行ない,最後に中学の文法の定着のために中高大の連携が必要なこと,高校では文法を使った口頭英作文を提案している。pp.41-52
 
27.「テレビ番組で英語学習の楽しさを気づかせる」 共著 1999年12月 「英語教育」第48巻,第12号
千葉克裕と共著,高校の教師である千葉が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は高校3年生に対して,英語のドラマを学習させるもので,酒井はテレビを使った授業法の有効性について論じ,このような学習方法がもっと推進されるべきであることを指摘した。pp.31-33
 
26.「児童に文法を気づかせる授業」 共著 1999年10月 「英語教育」第48巻,第10号
内山京子と共著,児童英語教師である内山が授業案を書き,それに対して酒井がコメントをした。授業案は小学校5年に対して,絵と対話で文法に気づかせ,その文法をつかって発展的練習をさせるものであった。酒井は,このような授業が小学校に導入されると,現状での中学及び高校の教育はかわらざるをえないだろうと指摘した。pp.34-36
 
25.「会話の場面状況を与える視聴覚機器の利用」 共著 1999年4月 「英語教育」第48巻,第2号
河本厚子と共著,高校の教師である河本が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は高校1年生に対して,CAI教室でOCAの授業を行なうもので,酒井は場面を提示するだけのためにCAIで教えるのはむだであり,CAIが本来の力を発揮するためには「個別化学習」を推進すべきであることを指摘した。pp.34-36.
 
24."English Teaching in High Schools in Japan Based on Intercultural Communication" 単著 1999年3月 『桜の聖母短期大学紀要』,第23巻
多文化社会に向かう日本において,交差文化間コミュニケーション能力の必要性,そこでの言語,そして失敗例を講じた。次に日本人がなぜその能力が低いかという点について,文化的背景から原因をさぐり,高校英語教育で交差文化間コミュニケーション能力ために何が行なわれていて,何が行なわれていないかを論じ,どのような教育ができるのかということを提案した。pp.59-64. (英文)
 
23.「新しい「コミュニケーション」の授業における協同授業」 共著 1999年3月 「英語教育」第47巻,第13号
岩本貫冶と共著,高校教師の岩本が授業案を書き,それに対してコメントをした。授業案は高校2年に次の学習指導要領ではどのような授業が可能であるか考えるもので,岩本は「意見を英語でいわせる」工夫を主張した。酒井は「英語で意見をいわせる授業を行うためには」,1.意見をいわせるための訓練,2.学習者が意見を言えるトピックの選定,3.小人数クラスの実現という要素が重要であると指摘した。pp.34-36
 
22.「英語は英語で教えてみませんか?」 共著 1999年2月 「英語教育」第47巻,第12号
谷口朗と共著,高校の教師である谷口が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は高校1年に対しての読解の授業をすべて英語で行うための工夫があるもので,酒井はなぜ日本の教育現場で英語で授業が行われないかという要因を4つあげた。また,英語で行なった場合の利点と学年が進んでも英語で行なった場合においての心配される点を指摘した。pp.30-32
 
21.「Interactive な英語�Tの授業」 共著 1999年1月 「英語教育」第47巻,第11号
安井貞夫と共著,高校の教師である安井が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は高校1年生に対しての総合英語の授業でセンスグループリーディングを使い読解させる方式で,酒井はその授業が訳読式授業を越えるものと評価した。しかし,日本語を与えることでindependent readerを育成していないと批判し,その改善策をアドバイスした。pp.34-36
 
 
20.「豊かなインタラクションを目指して」 共著 1998年11月 「英語教育」第47巻,第10号
金野好峰と共著,高校教師の金野が授業案を書き,それに対してコメントした。授業案は高校1年生のための日常英会話のもので,金野はALTとの協同授業で教科書の題材に1)電話での会話という場面設定に直した,2)新たに対話を付け加え自然な始まりと終わり方にした,3)よりリアルな場面を提示するという工夫をした。酒井は日本人教員が通訳に終わっている点を指摘し,協同で行なう場合のアドバイスを与えた。pp.29-31
 
19.「OCBで,聞く活動から話す活動へ」 共著 1998年10月 「英語教育」第47巻,第8号
浅見道明と共著,高校教師である浅見が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は高校1年生のためのオーラル・コミュニケーションB(リスニング中心)のもので,浅見はリスニングの後,発展的に対話力をつける工夫をしている。酒井はラポールの成立を意識した良い授業であるが,イントネーションや音の強弱の指導が不十分であるので改善案を与えた。pp.43-45
 
18.「生徒が主体的に活動する授業」 共著 1998年4月 「英語教育」第47巻,第1号
小林泰義と共著,中学校の教師である小林が授業案を書き,その授業案に対して酒井がコメントをした。授業案は中学3年生のためにコミュニカティブな力や多読力をつけるためのもので,酒井は授業案には新出文型の導入と定着および授業の中での小道具の使い方にの工夫があるが,文法指導の時間が単調になりがちなことを指摘した。また音声を使った指導についてアドバイスを与えた。pp.34-36
 
17. 「短期留学プログラムにおける英文産出の指導法の開発」 単著 1998年3月 『桜の聖母短期大学紀要』 第22号
目的は米家庭で,学生がどういう時会話に行き詰まるかの調査とその指導法の考案。学生に米滞在中,英語にできなかった表現を後で英作文し日本語と共に記録させた。結果:発話されなかった概念の54.8%は,辞書を参照して考えれば,文法的に英作文できる能力があった。和英辞書で正しく動詞を選択していない。英語にしやすい日本語に直す能力の不足。これらが次年度の指導の課題として指摘された。pp.93-100
 
16.「短大1年次生における英文読解指導法の開発」 単著 1997年3月 『桜の聖母短期大学紀要』
第21号
短大1年に読解力をつけるために現状を分析し,3点の提案を行なった。1.少人数そして3段階に分けた習熟度別授業を行なう,2.語彙指導に力を入れる,実施方法は語彙増強のプログラムを作り,毎週の英熟語テスト,グローサリーの読み上げ,そしてクロスワードパズルの使用などを実施する。3.日本語をできるだけ介さないで英語を読むことを教える。pp.13-21
 
 
15.「チョベリグ評価法を求めて」 単著 1996年12月 「英語教育」第45巻,第11号
教員が口頭での伝達能力評価が難しい原因を1.OC能力がない,2.評価の尺度を持っていない,3.OCを評価した経験も訓練もない,の3点と考え,そのような教員でも実施できる伝達能力評価法を提案した。まずペアに状況とテーマを与えたカードで3段階に評価する方法。次は絵を使ったテスト。最後は,授業での観察法。また,その観察評価を適切に行うためのトレーニング方法も提案した。pp.29-31
 
 
 
14."A Developmental Study of Speaking Tests Based on Sets of Four Pictures �T"単著 1996年7月 ARELE, 第7巻
研究の目的は,英語を話す能力を評価法の開発で,絵を含むテストの信頼性の検証。高校生30人全員にテストの全項目を解答させ,各項目と総得点との関係,各項目においての項目弁別力指数として点双行列相関係数と項目の難易度を調べ,結果を得た。1.このテストの方式及び手順は支持,2.テストの平均項目難易度は高い,3.テスト項目の配列は適切ではない,4.適切さを欠く絵は6枚,5.このテストは妥当性を持つ。pp.123-133(英文)
 
13.「スピーキング能力測定法(1)」 単著 1996年7月 大修館書店,『私の英語授業』
望月昭彦・山田登編
実際に英語を話させて,その能力を測定するために4枚1セットの絵を使う方法を開発した。このテストの結果と英語母語和者とのインタビューテストの結果の相関は.78であった。また評価も記号採点という客観的方法でできる。また39人のテストの採点が3時間でできる。したがって,このテストには妥当性,信頼性,実用性があることが証明された。pp.282-285
 
12.「文の構造を教える授業をどう展開するか」 単著 1993年11月 「現代英語教育」第30巻第8号
オーラル・コミュニケーション重視の風潮の中で,軽視されがちな文の構造に焦点をあてた授業構成について論じた。その中で音声を使った事例や英語母語話者との授業事例を紹介した。pp.21-23, p.72
 
 
11.「授業評価票を用いた授業改善の事例研究:高校の場合---英語読解の授業において」 単著 1993年9月 上越教育大学大学院学校教育研究科言語系コース(英語)『研究論集』第8巻
本研究は高校英語授業において教授技術の改善を試みるために学習者による授業の評価票を開発することを目的とした継続研究である。1990年度に実施した評価票を学習者側の要素を加え善し,1991年に2年生の授業の5項目(授業で知識,授業が疑問解決,熱意,学習者の準備,コミュニケーション)に5段階で学習者に評価させた結果を分析して授業改善に有効であるという結果を得た。 pp.3-15
 
10.「「聞くこと」の指導において」 単著 1993年4月 「英語教育」第42巻第2号
高校の英語教育現場において軽視されがちなリスニングの簡便でしかも効果的な方法を学習者の習熟度に合せて解説した。国際化時代に対応して,authentic な指導法の必要性も併せて論じた。pp.14-16
 
9.「英会話特別講座」 共著 1992年9月〜1993年1月,『百万人の英語』第47巻10号pp.98-105,12号pp.98-105,14号pp.98-105,16号pp.98-105,17号pp.98-105
本論文はコミュニカティブ英語の理論をわかりやすく解説したものである。全部で6回連載した。内容は伝達能力の理論的枠組みの説明,文の機能についての説明。そして具体的な文の機能としては,挨拶,紹介,はなしかける,相槌を打つ等を取り上げた。酒井が本文を書いて神保尚武がそれを監修した。
 
8.「伝達能力をパフォーマンスで診断するテスト研究」 単著 1992年12月 ニチブン『英語科教育実践講座第12巻』
本研究は実際の授業においてコミュニケーション能力の測定しようとした。Canale & Swainの枠組みで定義された伝達能力をビデオカメラに録画したパフォーマンスで評価することを普通サイズのクラスにおいて実施し,その問題点を論じた。pp.269-276
 
7.「英語教育における授業評価の開発に関する研究:高校の場合(1)」 単著 1992年3月 関東甲信越英語教育学会『研究紀要』第6巻
本研究は高校英語授業において教授技術の改善を試みるために学習者による授業の評価票を開発することを目的とした。1990年に1年生の各課終了時に授業の6項目(授業の纏まり,目標,コミュニケーション,熱意,時間配分,工夫)に5段階で学習者に評価させた結果を分析し学習者による評価票は授業改善に役立つという結論を得た。pp. 25-33
 
 
6.「映像利用による音声英語テストの開発に関する基礎研究−−−中間報告」 共著 1991年11月語学ラボラトリー学会『LANGUAGE LABORATORY』第28号
本論文はVTR視聴による伝達能力測定テスト開発の基礎研究の中間報告である。音声テストとして5つのジャンル(Conversation, Story-telling and Reporting, Reading aloud, Public Speaking, and Drama)を設定し,そのジャンル別のVTRテストを作製するために,まずパイロットテストを作り,それを高校生426人に対し実施し,その結果を分析した。研究者は16人で,酒井はテストの結果分析と考察を担当した。pp.77-93
 
5.「英語のオーラルコミュニケーション能力を測定するテストの開発」 単著 1991年9月 日本英語検定協会『STEP BULLETIN』第3巻
本論文は日本英語検定協会の研究助成部門の審査に合格し執筆した。この研究の目的は,オーラル・コミュニケーション能力を養成する講座において,ロールプレイによりその能力を評価する方法の開発である。研究は公立高校の実際のクラスで,1年間にわたり行なわれた。最終的な評価の枠組みは,受験者に文房具店の店員とお客の役割を与えて,その一連の行為を10段階にわけ,一つ一つの行為ができたかどうかを2人で評価するものである。pp.59-72
 
4.「Task-Based Lesson に関する実証的研究」 単著 1991年3月 関東甲信越英語教育学会『研究紀要』第5巻
本研究は高校で広く実施されている訳読式授業の長所と短所を分析し,学習者が新出単語の意味の同定と辞書を引くことの煩わしさが原因で学習について行けない実態を明らかにした。そして,それに代る,予習において教科書本文の概要把握が目的のTask-Based Lessonを考案し,この方法での予習グループと教科書の全訳を要求されたグループの両者の学習の効果を公立高校の授業を通して実証的に検討した。pp.11-18
 
3. "A STUDY ON THE RELATIONSHIP BETWEEN DETAILED /SKELETAL INSTRUCTIONAL NOTES AND COGNITIVE STYLE (FIELD DEPENDENCE/INDEPENDENCE) OF JAPANESE HIGH SCHOOL STUDENTS 単著 1990年10月 上越教育大学大学院学校教育研究科言語系コース(英語)『研究論集』第5巻
修士論文を要約したSynopsis. 学習者が行なうnotetakingは教員が与えた教育情報を学習者が頭の中で処理し,知識とする認知型の情報処理の行為であると考えた。そして関東を中心とした700人の高校生の英語の学習ノートを分析し,学業成績と英語の学習ノートの関係を明らかにした。次に,その結果を踏まえ,学習者の認知スタイル(場依存型/場独立型)と予習方法および授業方法との関連を公立高校での授業を通して実証的に検討した。pp.95-110.
 
2.「ニューメディアを使った教育」 単著 1985年3月 学事出版『月刊高校教育』第18巻第1号
ニューメディアを使用した高校教育の実践例を紹介した。そして,今後の計画,特に英語教育において,ニューメディアを使ったコミュニケーション能力を高める教育およびCAIドリルの有効性について論じた。pp.145-148
 
1.「文の概要や大意をつかむためのビデオ教材の試み」共著 1984年3月 松下視聴覚教育研究財団
『ビデオを利用する外国語学習の実践的研究[3]』
執筆者酒井志延他7名,本書は高等学校及び中学校の英語の教員を対象に,英語の授業におけるビデオ教材の制作のねらいおよび実際に教科書の本文を利用して製作したビデオの利用方法を述べた。また,実験データより教科書だけの授業より理解しやすいことを証明した。pp.42-46